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■答えは一つではない■

今まででいろいろ営業マンの質問・疑問を聞いた中で感じる事があります。
皆さんいままで20年間義務教育を受け、回答は一つという考え方を植付けられてきている。
皆同じテストをして
皆同じ答えで
答えは一つしかない。
同じ答えを求め、答えは一つだと思う考え方が植え付けられている。
いままでそのように教えこまれ生きてきたのだから当たり前です。
「営業マンがどうしたら売れるのか教えてください」
「スペシャルトーク、これを言えば売れる必殺技を教えてください」
「見込み客ってこれでいいですか?」
「営業でのアプローチで『これがあれば絶対に話を聞いてくれる!』というのがあれば教えてください」


しかし社会は皆同じテストではない。
皆同じ答えではない。

すべての答えを一つにしたくなる考え方では成功できない。
必殺トークを教えてほしい、これだけ覚えれば売れるノウハウを教えてほしい・・・
しかしそんなものはないのです。
しかし20年間つみかさなった教育から抜け出せない人は答えを一つにしたがる。
営業はお客様が1人1人違う。
あり得ないことですが、全く同じ時間に、同じお客様に営業をしても、お客様の回答・返答は違う。
全く同じお客さんに営業をした場合。営業マンAさんは受注に繋がるかもしれないが、営業マンBさんは 受注に繋がらないかもしれない。
こうすれば受注ができるという答えはないのです。


基礎から抜け出せない人達
これも上記と同じです。
会社はこれをやれあれをやれという世界ではない。
自分で考えて行動していかなくてはいけないのです。
例えるならはサッカーでリフティングだけやっていても試合には勝てない
サッカーでドリブル練習だけしていても試合では勝てない
サッカーでシュート練習だけしていても試合に勝てない
学生時代の部活ではキャプテンか監督が練習メニューを指示して
あれをやれこれだと指示を出してくれる
会社ではそんな指示はないのです。
ただ基礎的なことを教えてくれるだけです。
その基礎を馬鹿の一つ覚えでやり続けるなら一向に売れる訳がないのです。
思い返してください。
会社での新人研修
入社した当時の研修
教えてもらった事
それは基礎です。違うでしょうか。
半年経っても1年たってもこれをしている人
売れる訳がありません。
上司が次の指示を出すまで待っている
上司のせいですか?
それでは成果はでないのです。
言うなればリフティングを半年1年ずっとやっているだけです。
これを理解してください。


自分で成果が上がる事に興味をもてない人は成功しません。
自ら出て行くことができなくては成果は上がりません。
サッカーが上手な人はサッカーに興味があります。
英語が話せる日本人は英語に興味があるから話せるのです。
営業に興味はありますか?


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